身体を楽器に。SOFT マスタークラス(2日目)


Royal Academy of Art主催による「SOFTマスタークラス」2日目です。
ウェアラブル作品を完成させ、明日のシンポジウムで発表しなくてはならないので、みんな急ピッチで進めていきます。

ファッション科のメンバーはミシンの扱いも慣れたもの。アイデアを形にしていく作業は楽しいです。

…が、やはり躓くのはSense/Stageのプログラミング。
参加メンバーの中でプログラミング経験がある人はほぼ皆無だったので、なかなかシステムを理解するのに時間がかかったようです。
とはいえ、「まずは経験する」のが今回のクラスの目的なので、みんな積極的に質問しています。

システム担当のマライヤは、なんと全チーム分のプログラムを一気に制作。彼女は本当にジーニアスでした。

私はファッション科の男子とチームを組み、電導布とSense/Stageを組み込んだスリーブを作成することにしました。
久々のソーイング作業。しかも縫いにくい&ほつれやすい電導糸。扱いに苦労しました。

なんとか時間内に完成!
「視界が無い世界でのコミュニケーションとは?」という質問をテーマにしたパフォーマンスをすることにしました。
袖が触れることでサウンドが鳴り、見えない中での意思疎通を助けたり、邪魔したりします。
完成時はみんなで拍手喝采。

次の日のシンポジウムでは、KOBAKANTやマライヤを含む、沢山のウェアラブルデバイス、アートの作品が紹介されました。

そしていよいよプレゼンテーション。当初はかなり緊張していたのですが、目隠しをしているのですぐにパフォーマンスに集中することができました。(後で聞いたらステージからもう少しで落ちてたらしいw)

新しいデバイスやシステムが組み込まれるウェアラブルの分野は、ともするとコンセプトがシステムそのものになってしまったり、その機能のデモになってしまったりしがちなので、なんとか人間側にコンセプトを持って来れるよう苦労しました。
プレゼン後の質疑応答でシステムだけでなくコンセプト側での意見をオーディエンスから聞く事ができたので、その点は死守できたのではないかと思います。

新しいシステムを2日で学ぶという怒涛のスケジュールでしたが、アカデミー内外の人と集中して取り組むことでかなり濃厚な2日を過ごすことができました。
ウェアラブル・テクノロジーの分野は、システムの発展にコンセプトが追い付いていない部分があるので、まだまだ面白くなると思います。

今回のマスタークラスでできた作品は、KOBAKANTのウェブサイトで見ることができます。
2日間、お疲れ様でした!


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