折り紙構造をiDecoraで作る
久々のiDecora(´,,・ω・,,`)
去年のクリスマスに自分用プレゼントとして買ったこちらの本。
Complete Pleats: Pleating Techniques for Fashion, Architecture and Design
紙だけでなく、布や建築など色々な素材に展開できるプリーツ構造を解説した本です。
今回はこの折り紙構造をiDecoraで作って行こうと思います。
まずは展開図をイラレでトレースして、iDecora Creatorへ。展開図自体は難しくないので、あっという間に終わりました。
次に画用紙をiDecoraにセットし、紙をカットしない程度まで刃を調整。今回はカットするのではなく、傷をつける感じです。
周囲部分はカッターナイフでカット。複雑な場合はマークしてもう一度刃を調整してカットすると楽かも。
カットした後は、切れ目に併せてジグザグに折っていきます。
できた!
このままでもかなり良い感じなのですが、今回は別マテリアルに展開してみます。
この紙を型にして布をプレスするのです。
同じものをもう一つ着くって、布(今回はタフタ布)を挟みます。
挟んだまま、プリーツを寄せていきます。
ここ、難しいかなと思ってたら全然簡単でした。
プリーツを寄せたら、糸でぐるぐる巻きにします。
そしてアイロンのスチームを当てます。タフタ布、熱に弱いかなと思ったんですが、アイロン押し付けても問題なかったです。
(でも厚みによるので要テスト)
冷ましたら、糸を切ってほどくと…。
できたー!すごいくっきりプリーツが出て感動。
これをくるっと巻くと、こんな立体的な構造になるんですよ。
プリーツ(折り紙構造)は建築やデザイン、ファッションでも使われていて、知れば知る程奥が深いなあと感じます。
通常なら、方眼紙を折るといった準備段階が必要で、けっこう大変そうだと思っていたのですが、
iDecoraの様なカッティングマシーンがあると、かなり手軽に作る事ができます。
折り紙構造の世界、よかったら踏み込んでみてください!
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